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航路標識

当社は、1919年(大正8年)に旧逓信省航路標識管理所(現海上保安庁)の支援を受け、灯台機器の国産化を図るために、横浜に設立されて以来、ガス灯器からはじまり、電球式へと移り変わり、更には半導体制御方式、LED方式へと技術革新が進んで行く中、常に航路標識の分野をリードし、海上保安庁が扱う灯台等のほとんどを納入させていただくに至りました。

 製品ラインナップは、100年を超える年月で培った灯台機器の技術をベースに、海上の安全を担う重要な製品分を提供し続けており、大型灯台から沿岸標識、港湾標識、障害標識、あるいは簡易標識といった小型の製品までをカバーしております。LEDの将来性にいち早く着目して、1988年(昭和63年)には世界に先駆けてLED灯台の実用化に成功し、その一号機を神戸港に設置するなど業界をリードしてまいりました。

 2007年(平成19年)3月16日初点灯の沖ノ鳥島灯台を納入できたことは、単に周辺海域を航行する船舶や操業漁船の安全と運航能率の増進に寄与できるのみならず、広大な排他的経済水域を有する遠隔地の離島にあって当社のLED灯台の信頼性を証明するものと自負致しております。その後もこれまでに培ってきた技術を活用し省エネルギー化、高光度化、多機能化等技術開発に取組んでおり、独立電源による海上標識等、長寿命でメンテナンスフリーの製品を全国各地に送り出し、航行の安全を支え続けています。

灯火を発する
夜標

航路標識の
製品一覧

日本光機工業の航路標識は培われたノウハウにより、長寿命、高輝度を実現しています。

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